【2021年季節の写真】浜松市浜北区の「万葉の森公園」しだれ桜は、いつ満開になる?
迫力のある枝垂れ桜。
ソメイヨシノとはまた違う魅力がありますよね。
とはいえ、河津桜(あるいは早咲きの桜)やソメイヨシノの開花はよく報じられますが、意外に聞かないのが「枝垂れ桜(しだれざくら)」の満開情報。
東海地方で枝垂れ桜といえば「身延山久遠寺の枝垂れ桜」が有名ですが、ここは、また浜松近郊とは時期が違いますしね。
はままつフラワーパークの蓮の池近くにある大きな枝垂れ桜や、万葉の森公園の枝垂れ桜は、気が付くと散っているんです。
ソメイヨシノを目当てに行くと、「あれ、この枝垂れ桜、ほとんど終わっている」という感じでしょうか。
私が訪れたのは、3月18日。東京でソメイヨシノの開花宣言があって3日後。静岡の開花宣言より2日前のことです。
つまり、ソメイヨシノの開花より一週間~10日くらい前に開花し、ソメイヨシノの開花のあたりで満開になる、という感じなのかも?
見上げてみると、まるで桜のシャワーのようです。
入口すぐ隣にある建物「万葉資料館」の2階からも、迫力ある枝垂れ桜を見ることができますよ。
資料館内では椿の品種ごとに写真が並べられていたり、また、日本の染め物や、平安人の階級によって違う食事の展示があったり。
見ていて、とても興味深かったです。
今年は、「曲水の宴」が開かれるのでしょうか。2020年は、残念ながらコロナでやりませんでしたね。
曲水庭園、まだ新緑の季節には早い感じでしたが、とても素敵な場所です。
「万葉の森公園」には野鳥が多く飛び交います。
隠れられる雑木林があるので、メジロもかなりの数が飛び交っていますよ。
ゆーっくり近づいていくと、こんな無防備な姿もとらえることができます。
くれぐれも、足音は消して!
野鳥を撮るシニアの皆様も、平日にはたくさんいらっしゃいます。お散歩にもなるし、良いですよね。
「万葉の森公園」には万葉集の一節が歌碑や看板になっていて、そこに、その歌に登場する植物が植わっています。
平安の時代の勉強にもなりますよ。
季節ごとの花々も楽しめますし、なにしろ入場は無料!
ぜひ、訪れてみてください。
万葉の森公園へのアクセス
住所:静岡県浜松市浜北区平口5051−1
休み:毎週月曜日および年末年始など
浜松公園緑地協会のホームページ